母方の祖父が亡くなった
なんか誰かが死んだことの記事ばかりだな
外孫なので関りもそんなに無くて
従兄弟と笑いながら囲む夕餉に、いつもお酒を飲んで赤ら顔でいた
そのくらいの記憶しか無いのだけれど
血は繋がって広がって、富めよ栄えよと連なっていく
95歳は大往生。曾孫も葬式に11人来る
次の世代へと託した何かがあるのなら
そんな人生は、決して悪くはないと思うんだよ
私も何のために生まれ、どこに行くのか
先が続いているのかも分からないけど
骨を拾った誰かが、次に進んで行けるなら
きっとそこに何かの意味があるんだろう
はろー。はろー。私の声が聞こえますか?
声は貴方に届いてますか?
これを見ている貴方へ。私の声は響いてますか?
思いはどこかに残っていますか?
聞こえたらそれは幻聴ですよ
貴方の耳は大丈夫ですか?